私が、受験指導のノウハウについて書き始めたということで、全国の学校関係者・私が顧問をしている教育産業の社員などから、メールが届いています。
みなさまの声を真摯に受け止めて、多様な角度から書いて参りますので、引き続いてお読みくだされば幸いです。
さて、大学へ進学させようとすると、どれくらいの経費がかかるか。一度お子さんと概略計算をすることを勧めます。
受験にかかわる経費、入学前後の経費、最低4年間に必要な経費などです。
私は大学の「教職課程」で、学生たちに計算させたことがあります。
彼らに「大学で学ぶ意義」と「教職につくものの自覚」を促すためのものでした。
実際に、いま全国の高校・中学・小学校で教壇に立っている教え子たちが「学費の計算をしてから意識が変わった」といっています。
また、「大学に行って何を学ぶか」ということも、しっかり家庭で話しあうことを勧めます。
安易な気持ちで進学した人ほど「中退率」が高いです。
しっかりした考え方を持つように、この夏を通して「家庭の考え方」を持つようにしたらいいと思います。
私にも、2人の息子がいますが、東京の私立大学に進学させました。
そして、いま孫が高校1年です。
私の家も「必要経費」と「進学目的」について考えているところです。
ひたすら「勉強しろ!」というだけでなく、時には、角度を変えて、受験について考えることを、僭越ながら、お勧めしたく思います。
これから、受験指導のことだけでなく、世界の政治・経済・社会・歴史などに触れていくつもりです。
大変な時代です。
よっぽどしっかりしていなければ,混乱の渦に巻き込まれてしまいますから・・・。
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