既に、中学校で配布され手にされた方がほとんどかと思いますが、神奈川県教育委員会よりマークシートの導入についての冊子が公開されています。
そこで詳しい内容とポイントをまとめておきます。
全問題がマークシート方式ではない
高校入試ではマークシート方式といっても、大学受験のセンター試験のようにすべての問題がマーク方式という訳ではありません。
問題の形式は、あくまで昨年までと同じで、記述と選択式の問題になっています。
このうちの「選択式の問題のみ」、解答欄がマークシートになっていて、解答欄の所定の場所を塗りつぶすようになっています。
解答用紙は、1枚の解答用紙の中に記述で書く部分とマークする部分が一緒になって入っています(下の図を参考に)。
県入試でのマークシートの特徴と注意すべき点
① 受検番号をマークする
解答欄のはじめに受検番号をマークする欄があります。
ここで、注意したいのが、この欄だけ「0」から塗りつぶすところがはじまっています。
選択問題には、「0」はなく、当然「1」からはじまっているので、他と違うことに注意して塗りつぶしてください。
試験のはじめで間違えて慌てないように注意しましょう!
② 筆記用具とマークの塗り方
筆記用具は、「HB」または「B」の黒鉛筆。
シャープペンシルを使う場合は「0.5mm」以上のものを使用しましょう。
ボールペンは不可です。
事前にしっかりと準備をしておきましょう。
解答は、機械が読み取るのでマークの塗り方が誤っていると、正解していても得点にならない可能性があります。
下の例に従って、正しく塗りつぶしましょう。
また、解答を直したときには、もとのマークをしっかりと消すことも大切です。
しっかりと消せる「消しゴム」を用意することも大切ですね。
慣れれば大丈夫、恐れることはない!
最後に、マークシート方式に変わったといえど、恐れることはありません。
基本は、「しっかりと問題を解く学力をつけること」です。
これを養っていくための勉強を最後までやりきりましょう。
マークシート方式へは、上に書いた注意点に気をつけて、「慣れること」ができれば大丈夫です。
はじめは、「この塗り方で大丈夫?」とか「丁寧に塗りすぎて時間が足りない」など、苦労するかもしれませんが、本番までに、ここからの模擬試験・予想問題などの機会で何度も解いて慣れていけば問題はありません。
まずは合格できる学力をつける。
そして、マークシート方式には「慣れること」。
受験まで準備していきましょう!
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