安達顧問より、大学入試改革の最新情報を得ましたので、お届けします。
大学入試改革に向けた「新テスト」のプレテストの実施要項です。
ポイントを咀嚼してまとめて発信します。
このプレテストから、新テストがどんなものになるのかが透けて見えてきますので、情報をしっかりと整理して、今から対策をしていくことがとても大切です。
基本的な考え方
平 成 30 年 度 プ レ テ ス ト に つ い て は 、 去 る 平 成 29 年 7 月 13 日 に 文 部 科 学 省 か ら 公 表 さ れ た 「 大 学 人 学 共 通 テ ス ト 実 施 方 針 策 定 に 当 た っ て の 考 え 方 」 に お い て 、 以 下 の 方 針 が 示 さ れ た こ と を 踏 ま え 、 試 験 の 実 施 運 営 に 関 す る 検 証 も 加 え 、 総 合 的 な 検 証 を 行 う 必 要 が あ る 。
【国語】
〇 マ ー ク シ ー ト 式 問 題 と 記 述 式 問 題 の 大 間 は 分 け て 出 題 し 、 試 験 時 間 は マ ー ク シ ー ト 式 と 合 わ せ て 100 分 程 度 と す る こ と を 想 定 し て い る 。
【数学】
〇 大 問 の 中 に マ ー ク シ ー ト 式 問 題 と 記 述 式 問 題 を 混 在 し て 出 題 し 、 試 験 時 間 は マ ー ク シ ー ト 式 と 合 わ せ て 70 分 程 度 と す る こ と を 想 定 し て い る 。
以前、報道された内容です。
国語は、マーク式と記述式を分けた上で、試験時間が100分程度
数学は、マーク式と記述式を混在した形で出題し、試験時間は70分程度
となっています。
プレテストで検証される項目
プレテストで検討される項目としては、実施・監督マニュアルや問題冊子などの運営面での検証を行うことが1つ。
また、試験時間の延長による受検者への負担感や、採点基準や採点の工夫なども検証されます。当然、採点された結果を含めての作問のあり方についても検証されることになります。
現高1生・2生が受ける! 実施の概要について
平 成 30 年 11 月 10 日 ( 土 ) ・11日(日)の2日間
高2以上と高3生を対象に行われます。
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センター試験が行われる全国の会場で、10万人規模で行われる予定ですから、かなり大規模なものとなります。
高3生を対象としたものは、国語と数学だけでなく「5教科7科目」が用意されますので、来年の受験生にとっては、入試前の11月に本物のセンター試験のプレテストがあるような位置づけになることが想定されます。
大学入試改革は、自分たちとは関係ないと思っていた現高2生、そして高1生にとっても、知っておくべき内容かと思います。
個別指導塾LEADESTでは、こういった最新情報をもとに、今後も情報発信や対策を行っていきます。
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