「今年は英語でハロウインの挨拶をしてみようかしら?」と、私の孫たちがいう。
彼女たちは仮装が大好きである。
イギリスに住んでいたから、仮装して、いろいろな家をまわるお祭りが大好きである。
せっかくいろいろな家を訪問するのだから、少しは驚かせたみたいと思うらしい。
「Hello!!といったら、次に何と言おうかしら?」とお喋りが続く。
結構、その日が来るまで、絵を描いたり、仮想道具を用意したり・・・準備を楽しんでいる。
ハロウィンの起源とは
ハロウイン(Halloween)は、ケルト人の祭りである。
ケルトといっても、馴染みがない人が多い。
けれど、ケルトのデザインをした敷物や、装飾を私たちは目にすることが多い。
例えば、「ムーミンの童話」・「エンヤの音楽」・「リバーダンス」を楽しんでいる人も多い。私は妻を、「ミー」とよぶ。ムーミンの話にでてくるミーである。(笑)
夏から冬への季節の変わり目の「悪魔払いの祭り」である。
キリスト教は布教にあたり、ケルト人の伝統的な祭りを、カトリック教会の万聖節(11月1日)の前夜(Hallows Eve)にあたるというので利用した。
これが訛って、Halloweenになったと言われている。
その後、アイルランドからアメリカ大陸に移住した人々が、野菜の蕪(カブ)から、「アメリカ産のカボチャ」に代えてくりぬきを作った。
また子供たちが仮装したりして、近所の人に菓子をもらいに歩く、というようなハロウイン行事を継承したといわれている。
今では、10月になれば、日本の田舎街でもやたらと「かぼちゃのくりぬき」が多い。
わけもわからず、デパートの売り子のおばさんまで、「黒いとんがり帽子」をかぶっているのだから、魔法使いも、上手に化けたものである。
彼女らに、いたずら心で「英語で話しかける」のも面白い。
きっと、戸惑うだろう。(笑)
ディズニーランドが、ハロウインの仮装イベントで華やかな理由は、創始者のウオルト・ディズニーが、アイルランドからの移民の子孫だから、イベント事業に採用したのだといわれる。
ケルトの祭りは10月31日だから、ディズニーランドのハロウインの祭日はこの日である。
理屈はともあれ、何でも楽しんでしまうのが日本人らしくていい。
中央林間ハロウィンフェスティバル
LEADESTは地域のハロウインフェスティバルに参加して、今年はスポンサーになったという。結構な話である。
地方・地域がさびれて仕方がない。
全国の主要都市の駅前のシャッターが下りている。
嘆かわしい風景である。
私は、むかし「地域おこし」の旗振りをしていたことがあるので、全国を取材してまわったことがある。
浜松市の「凧揚げ祭り」も、静岡市の「大道芸世界大会」も、地域に元気を起こすために工夫されたイベントである。
私は、昨年の11月に「大道芸」を楽しんだが、とても楽しかった。
中央林間は、これからの地域だ。
大きなマンションの建設も計画されているという。
元気で魅力的な街づくりは、地域の人が団結しなければできない。
ハロウインの祭りの良いところは、一か所にとどまったイベントではないところだ。
いろいろなところに準備された会場をグルグル周って、スタンプラリーにして、沢山の人の交流が期待できるところに魅力がある。
LEADESTの教室も華やかに飾るだろう。
楽しみである。
時代は動いている。「ハロー!・Hello!」というだけでもいい。
「英語を使ってイベント会場を回る」というテーマをもつのも楽しいじゃないかと思う。
特に小学生は、英語が必修になる時代だ。
イベントは楽しめなくちゃいけない。
練習に、次の会話だけ練習しておこう!!
・「Trick or treat!」 (家をまわってお菓子をもらうときに言う英語)
・「Happy Halloween!」 (ハロウィンのときの一般的なあいさつ)
昨年書いた<メッセージの4>を参考にしてほしい。
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