人間には、戦わなければならない時がある。
逃げてはならない時がある・・・。
受験生にとって、「いまがその時だ」・・・。
センター試験で「D」や「E」が出たって、それはそれでいいじゃないか!
今年のように、高得点がとれた年は、実力通りにはいかない。
すべては、二次学力勝負だ・・・。
怖れることはない。
戦えばいい!!
こんな時の心得をメッセージにしよう。
受験生への4つのメッセージ
①今年は、センター試験から大学別個別試験(2次試験)までの期間が1か月と短い。
すでに、1か月を切っている。
だから、最初からセンター試験より、2次試験対策に勉強の重点を置いてきた人がいる。
センターと個別の配点を見ての対策だ。判定が「D」・「E」は怖くない。
勉強のやり方次第で逆転が可能だ。
②1か月の間に、主だった私立大学の試験が連続する。
試験をしながら強くなる。
スポーツの試合を見ればわかるだろう。
甲子園でも試合をしながら強くなっていくチームがある。
9回2アウトになっても恐れない。芯の強さは、こうして鍛えられる。
逃げの中ではない。
③合格対策でセオリーはない。
「こうすれば絶対だ」というものはないのだ。
どこで、どんな難問・奇問が出題されるかわからない。
模試などのデータはすべて過去のものである。
統計的に言って、このような傾向がある。確率が高いというだけである。
「A」判定でも「B」判定でも「合格の確立が高い」といっているだけである。
合格が保証されたものではない。
錯覚してはいけない。
④「スレスレで合格」「スレスレで不合格」。
どの大学も「実質倍率は3倍」である。
私は、これまで沢山のデータを見て比較してきたが、全てが「スレスレ」なのだ。
土壇場では「絶対合格してやろう!」という執念が強い人が勝つ。
体力・気力のすべてを「知力」に収斂させて戦う。
これが戦いなのだ!
がんばれ!受験生!
長篠の戦いで、織田信長には「絶対に勝つ」という保証はなかった。
だから、新しい鉄砲という武器を用いて敵の大軍に対した。
古代ギリシャのスパルタ王レオニダスは、ペルシャの大軍を、テルモピレーという峡谷に誘いこんで果敢に戦った。
戦いは勝つときもあれば、負ける時もある。
大切なことは戦わずして終わってはならないということだ。
人生は戦いの連続である。
受験生は、その初陣を張っているのだ。
頑張れ受験生・・
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