中間テストが近づきましたね。
中学生も高校生も、ここが頑張りどころですね。
「1年間の成績の見透し」が、この中間テストで見えてくるからです。
始めよければ、すべて良し・・・。
進級したばかりの「第1回戦」です。
絶対にいい成績を取りましょう!
特に、新1年生の中学・高校生の皆さんは「スタートダッシュ!」です。
大学入試を推薦・AO推薦で突破しようとしている人は「頑張り時」です。
ここで、「1年間の戦い方が決まる」といっても言い過ぎではないからです。
では、留意事項を書きましょう。
(1)「中間テストの特色」を押さえた勉強をしよう
1学期の中間テストの特長は
①学習した範囲が狭い
②学習期間が短い
③今後に続く基礎的な問題の3点です。
これを、しっかり押さえた勉強方法を取ることです。
①「学習範囲が狭い」のポイントは<徹底して反復演習をすることです。
野沢良太君(仮名)は、どうしても進学したい高校があったので、得意科目でないけれど「英語」に力を入れることにしました。良太君のご近所に、個人的に指導をしてくれる親しい人がいたので、出題範囲を徹底して復習することにしたのです。当然、成績をアップすることに成功しました。
②「学習期間が短い」のポイントは<不安な点をなくすこと>です。
新学期が始まってから、学習期間が短いので、東中学のように「中間テストを実施しない中学」がありますね。
このような学校の場合は「仮想テスト」を設定して、この期間の復習を徹底しておきましょう。
期末テストで「範囲が広い」と悲鳴を上げないための対策です。
「わからなくても放置してきた点」は、徹底して先生の指導を受けましょう。
50点満点で、48点を目指して頑張ると自信がつきます。満点でなくていいです。
いまのタイミングで実現しましょう。勉強が楽しくなりますよ!!
③基礎力の教科のポイントは<分かった気にならないこと>です。錯覚(さっかく)です。
授業だけでは未消化です。集団で勉強していると「わかった気になる」のですが、演習をしない勉強では「学力が定着しない」のです。
だから、鈴木都さん(仮名)のように、学校の帰りに塾に行って「曖昧(あいまい)な点」をつぶすとよいです。
数学は似た問題の演習を5題以上やること。
応用問題は、基礎ができてから手を付けることです。粘り強く・・・。時間がかかりますよ。
部活がすんで、ホッとして、そのままにしないで、必ず「復習」をすることが大切なのですね。
健康管理が基本です。
(2)短くシャープに「集中力をつける勉強」に慣れよう
①テストは「限られた時間内の勝負」です。
「限られた時間内」でどれだけ集中して能力を発揮できるか。
これが「ツボ」なんですね。
最近のテストの主流は「じっくり考える能力」よりも、情報処理能力をためすものです。
「切り替え」の速さが問われます。
よいか悪いかは別として、この形式に慣れることが先決です。
ゆっくり着実にやることで実力を発揮する人には不利な形式ですね。
大学入試センターテストの問題も、普通にやっていたら「やりきれない」です。
だから、中間テストでも、5教科を1日でテストする形式をとっている学校がありますね。
ここで「切り替える力」をマスターしてください。
②スピードを意識して、出題者の意図に「的確に」こたえる訓練が必要です。
受験者が減らない限り、「マークテスト方式はなくならない」でしょう。
答案をコンピューターで採点しなければ「合否の公表に間に合わない」からです。
採点には、項目応答理論(IRT)が使われることが多いのですが、素人にはわかりにくいから解説しません。
ともあれ、受験者の皆さんは、「マークテストに慣れる」ことが大切だと考えてください。
神奈川県では、高校入試でマーク方式を採用しましたね。
大学入試のセンターテストで「記述式」を取り入れたり、面接を重視したりする方向が教科されていますが、実際は試行の段階ですね。
今年度も、来年度以降も「マークテストは実施されます」から、慣れて下さい。
(3)LEADESTの塾生の皆さんへ
1学期の中間テストは、これからの1年間の「学習見取図」ですから、講師の先生たちに、徹底した指導を受けてください。
学校でやり残したプリントがあったら、それを徹底的にやってください。
今後に向けて、あらためて自分自身にあった「テキストを選択すること」・「学習カリキュラムを綿密になること」・「コマ数を最適化すること」です。
個別指導塾は「家庭教師」ですから曖昧は禁物です。
この機会に、「自分はやれるんだ」という自信をつけてくださいね。
勉強の基礎・基本は変わらないのです。
チャンスです!
応援しています!
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