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大和高校へ内申「32」からの逆転合格 ~夏期講習編~

前回は、保護者の方からの声をご紹介しながら、三者面談の様子をお伝えしました。

今回は、三者面談で「自分と理想とのギャップ」を知り、「目標」と「どうするのか」を決めたT君のその後の様子をお伝えします。

 

目標とやるべきことが明確になったT君は、その後、徐々に勉強に打ち込めるようにっていきました。

特に部活を引退してからは、毎日自習室に来て勉強するようになったのです。

相談して決めたテキスト・内容を集中してもの凄いスピードで解いていきました。

 

受験生の夏休み・夏期講習では、この「スピード」と「集中力」は大切な要素です。

 

なんとなく家でだらだらと勉強をしている人、

時間を気にせず勉強している人、

反対にどれくらい『長く』勉強したか?だけを気にして長時間すればよいと思っている人もいます。

 

「集中」して「スピード感」を持って勉強することで、「質」と「量」の両立が可能になります。

 

夏期講習の取り組み方のポイントとは

夏期講習では個別指導の優位性を活かして次の2つポイントで学習を進めました。

 

①苦手な数学と理科は、復習と予習に絞って進める。

T君は理系科目が苦手だったので、メインとして数学と理科を進めていきました。

夏休みは学校の授業がストップし先に進むことはないので、復習をするには絶好の機会です。

これまで全く勉強していなかったT君が積み残してきた所を一つ一つ確認するカリキュラムを個別に作成して進めました。

 

特に数学は積み重ねがとても重要な科目です。

計算分野・関数分野・文章題・図形など、分野ごとの繋がりを意識したカリキュラムが効果を発揮していきました。

また、2学期の内申点を上げることが、大和高校を受ける挑戦権にもなりますので、2学期の予習をしました。

 

2学期内容の予習をやり、9月以降に更に学校と塾で3回繰り返すことを徹底した結果、数学の定期テストではなんと100点をとってきたのです。

こうして、数学で「5」をとれたことで自信もつき、冬期講習・直前で受験対策に挑めたことが苦手科目を得意科目にできた要因となりました。

 

②得意な他の科目は予習と受験レベルの問題演習を進める。

他の科目は学校のテストでは高得点をとれていたので、思いっ切って予習と受験レベルの問題をどんどん解いていきました。

過去問題や受験の実践問題をやるときに気を付けないといけないのが、この時期には「まだ習っていない分野」が存在することです。

英語の過去問題を解いてみたら、まだ学校でやっていない「関係代名詞」が出てきた・・・ということもあります。

そこでまずは3年生の内容をすべて終わらせる。

そして、実践演習に入り受験本番で逆転合格できる実力養成を行いました。

 

ひとりひとりに合わせたカリキュラムとアプローチ方法

Tくんのカリキュラム・勉強方法は上で記した通りですが、もちろん他のカリキュラム・アプローチ方法もあります。

 

個別指導の強みは、その生徒の「現状」「目標」「個性」に合わせてカリキュラムや勉強法を組み立てることができるところです。

 

高いレベルの学習だけがすべてではありません。

基礎から戻ってくり返し勉強することも、とても大切です。

中には、毎回、たし算やかけ算の「百ます計算」をやり続けて基礎力を積み上げ、「大和西高校」に合格していった生徒さんもいます。

 

個別指導塾LEADESTでは、そういったひとりひとりに合わせて学習プランを立てています。

 

T君の体験談

最後は、本人が書いてくれた体験談です。

ぜひ、参考にしてみてください。