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「SDGs実験教室を開催しました!」

昨日3月13日に、中央林間教室の山本太陽先生によるSDGs実験教室を開催しました。

第1部が小学生、第2部が高校生が参加してくれました。

 

もの凄く面白くて、感銘を受けたので皆さんにも共有させていただきます!

 

何よりも子どもたちの楽しい雰囲気・笑い声、そして高校生たちの知的好奇心に溢れた表情がとても印象的でした。

このような「学ぶ」楽しさ、「知る」喜びを味わえる企画はとても素晴らしいと感じました。

 

「牛乳からプラスチックをつくる!?」

 

前半の実験パートでは、なんと牛乳からプラスチックをつくりました。

まずは、ろ紙を折ります。そのままろ紙を使うのではなく、折ることに意味があることなども、勉強になりました^^

牛乳をメスシリンダーで計って、ビーカーにいれます。

牛乳にスポイトで取り出したクエン酸水溶液をいれます。

 

なかなか、うまくスポイトを使えず苦戦しながら入れました。

この牛乳とクエン酸水溶液を混ぜた液体をホットプレートで温めます。

 

 

すると、なぜかチーズの匂いが漂ってきます。

子どもたちは、ここでひと盛り上がりしていました!

この間、少し待ち時間あるのですが、山本先生がうまく進めてくれます。

 

クイズを出したり、コロイド溶液や、粒子について、陽イオンと陰イオン・双性イオンについてなど説明をしてくれます。

私は文系ですが、この話がとても面白かったです。

 

学校で習ったときは、「イオンなんてよくわからない」概念でしたが、身近な例やディスカッションをしながら学ぶことで、興味深く知ることができました!

と、色々話が盛り上がっているうちに牛乳とクエン酸水溶液が混ざった液体が温まります。

これをグルグルとかき回した後、ろ過をしていきます。

割りばしに液体を這わせてゆっくりとろ過をすると、ビーカーには少し黄色がかった透明な液体が落ち、白い沈殿物?がろ紙の中に溜まっていきます。

 

このろ紙に溜まったものがプラスチックになる!ということ。

こんな手軽に身近なものでプラスチックができることに驚いたのと同時に、自然由来の環境にやさしいプラスチックもできるのだということを知れました。

 

子どもたちは持って帰って乾いたあと、絵の具で着色して遊ぶ!と嬉しそうにしていました。

後半は「SDGsと地球温暖化」について、ディスカッション!

高校生たちの回は、これがとても白熱しました。

・SDGsの意味や取り組み

・気候変動の要因や対策

・海の汚染の要因や対策、海洋性プラスチックや環境への影響

・陸での環境汚染について

・地球温暖化の仕組み

・温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)、フロンガスによるオゾン層の破壊

(この辺りは、知らないことや最新の知識を得ることもできました。)

・生分解性プラスチックについて

驚いたのは、二酸化炭素を発生させないばかりか、なんと二酸化炭素を減らす(吸収する?)プラスチックが将来的には作れるようになるということ!

そんなことができたらめちゃくちゃ素晴らしいじゃん!!と感動しました。

 

高校生の生徒たちも興味津々で、質問や山本先生からの問いへの返答も熱を帯びていました。

まさに「知的好奇心」がビンビンに伝わってきました!

・赤外線の光をなぜ二酸化炭素が吸収するのか?

・テレビのリモコンの赤外線は温暖化につながらないのか?

・二酸化炭素と光の振動について

 

終わりの時間を過ぎても、質問が止まらず、山本先生のダンス(笑)も飛び出し、有意義な時間となりました。

 

 

最後は、環境問題を英語長文や英作文でも活かせるように用語を確認したり、洋書などの紹介をしてくれました。

生徒もメモっていたので、きっと今頃購入しているのではないでしょうか。

 

気づいたら熱中授業は2時間半を越えていました。

終わった瞬間、自然と拍手が出ていて、山本先生も凄く嬉しそうだったのが印象的でした。

 

 

改めて感じたことは、「学ぶ」こと「考えること」、「知ること」は、とても素敵な行為であるということでした。生徒の表情、教える先生の表情がマスク越しでも、イキイキとしていて、議論が止まらない姿がとても輝いて見えました。

 

個別指導塾リーデストでは、今後もこのような取り組みを積極的に行っていきます!

講師がよく学び・楽しくイキイキと生徒に教える、生徒も知的好奇心を持ち学ぶ楽しさ、面白さに気づく。

こういった連鎖を生み出していく教室づくりに取り組んでいきます。

ぜひ、今後の企画にもご期待ください!!

次回のSDGs実験教室は、4月3日(日)石鹸をつくります!

乞うご期待!